昨日は、日本デイケア学会に参加してきました。
事務局は私の元職場です。
そして、本来ならば、私がやるべき仕事も多々あったのですが、突然の退職という事態に多くの迷惑をかけてしまった学会でもあります。
その罪滅ぼしとでも言いますか、とにかく見届けなくてはという思いで、針のむしろになるだろう覚悟で臨んだわけですが、皆さま本当に温かく迎えてくれ、大会長も「人生、紆余曲折ある。それがあたりまえ、いろいろあるよ。いろいろ。僕なんてもっとあるよ」と笑って迎え入れてくれました。
涙が出そうになりましたがこらえました。
そして、元同僚たちも、堂々と発表し、学会を運営されていました。
みなさんの顔を見るたび、「ごめんな、ごめんな」とは呟くものの、笑顔を作るのが精いっぱいで、なかなか話しかけられず。
しかしながら思いました。
やはり、私はここの人間なんだなと。
何も知らないど素人の私を育ててくれたのはここであり、ここに通院されていた患者様でありその家族です。
正直いろいろなことを揶揄されるクリニックではありますが、私にとっては故郷岡山から離れ、一人で生きていくための場所であり、理事長は親代わりであり、クリニックは第二の家であり、スタッフ、メンバーはまさに家族でした。
デイケアで過ごしている時間は家にいる時間より長く、家族よりも長い時間を過ごし家族よりも多くの会話をさせていただいたデイケアメンバー。
今日はその近くを通るだけでしたが、街を歩いている姿を拝見するだけで、心温まるのは、やはり人と人の温かみを感じあえる存在だったのだなと思います。
できることなら戻りたい。
しかし、もう歩み始めた自分にとって戻ることはできません。
でも、戻れなくても私の「ふるさと」なんだなあということを確認できただけで嬉しかったです。
本当にうれしかったです。
大切な「ふるさと」です。
ふるさとは遠きにありて想うもの・・・・か。
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや

